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日付:2010年7月16日
場所:スコットランド グラスゴー
訪問地: Glasgow Prestwick


 深夜、グラスゴー空港に到着

 パリを23時に出発し、プレストウィック(Glasgow Prestwick)空港に着いたのは午前0時だった。
 レンタカー・ヘルツのカウンターは、こんな時間でも開いていた。カウンターで手続きを進めていると、カウンターの50才過ぎの おばさんが、「今日は、誕生日ですね。ハッピバースディ」と言ってくれた。フランス語頭を英語頭に入れ替えにモタモタし、さらに スコットランド訛りらしい、「もごもご英語」でチンプンカンプンであったが、要は、「お金を払う方が強い論理」で何とかなる。
 何十年振りかのスコットランド。やはり外は、雨が降っていた。  

 パトカーの呼び停めに遭う

 レンタカー屋のおばさんは、「出口を出て、右側の小高い丘の上に車が置いてある。自分で探せ。」と言う。 小高い丘はあるが、肝心の車が見つからない。何度も探しまわるが見つけることができない。
 しばらくすると、同じレンタカー会社で車を借りた人らしい人が、遠くの方で、車のトランクを開けているのが見えた。 その周りを探していたら、目的の車に行き着いた。ひとまず、一件落着。
 さて、空港の駐車場を出たが、どちらに行けば良いかわからない。とにかく、北に行けばよいのだが、道路標識の路順と実際の 位置が一致しない。時は深夜だ。ひっきりなしに空港の周りをパトカーが巡回している。道端で、駐車灯を点けて、地図を見ていたら、隣 りに、パトカーが停まる。

 知らない街で、路上の仮眠

 午前1時を過ぎた。まずは警察の指示通り、車でグラスゴー方面に向かう。時より、強い雨がウィンドガラスを打つ。
運転していて、ふと大きな勘違いに気がついた。グラスゴー・プレストウィック空港(Glasgow Prestwick)の場所を、グラスゴー 市内近くの空港と思っていたが、実際は、グラスゴーから遠く離れた南30キロにある空港だった。これで全ての問題が解決した。 表示盤に示される地名も、当然のことだが、すべて理解できるようになった。
 午前2時を過ぎた。猛烈な睡魔に襲われる。名前も知らない街だが、道端に車が停めたあったので、そこに便乗して路上駐車。 車の中で、仮眠を取ることにする。車についている外部気温の表示は、摂氏12度を指す。長袖ながら、とても寒い。かといって、 エンジンを点けたままだと、路上で寝ているのが目立ってしまう。辛い選択だが、エンジンは点けず、車の中で丸まって寝ることにした。