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日付:2010年5月23日
場所:フランス バルドマルヌ県
訪問地: Boussy-st-Antoine, Le Moulin de Jarcy, Perigny, Mandres-les-Roses, Villecresnes, foret domaniale des Camldules, Chateau de Gros Bois, Forest domaiale de la Grande, Boissy-st-Leger

 ずいぶん立派なお城を見学しました。案内のお姉いさん、時間になっても人が少ないからちょっと待ってね、とにっこり顔。べっぴんさんでした。


 このところ晴天続きで暑い。太陽光線が容赦なく大地に降りそそぐ。ポプラの葉が風になびき、葉の裏側が太陽光線を 跳ね返してまぶしい。さて水車小屋はいろいろなところにあるが、 だいたいは昔、川の水力を利用して麦を穀いていたようだ。でもこのJarcyの水車小屋は、今は結婚式の披露宴会場に使われているとのこと。 どことなく、風情があって良し。

 マンドレ・レ・ロズ(Mandres-Les-Roses)村の中心では、ガラクタ市が開かれていた。 荷物のことを考えると買うことはできないが、ほんとうに「ガラクタ」市だけあって、ありとあらゆる 物を売っている。最近のガラクタ市には、ビデオゲームやパソコンソフトまであることは驚きだ。 摺れ違ったおばさんが大きな掃除機を担いで歩いている。あれ、この市場で買ったのだろうか。

   マンドレ・レ・ロズ(Mandres-Les-Roses)村を過ぎると、道がこみいっていて何度も迷う。そのたびに、行ったり来たり。 地図を広げて、今の居場所を探していたら、散歩中の家族(お父さん、お母さん、男の子2人、女の子1名、大型犬一匹)が、話しかけてきた。 その代表でお父さんが、「道に迷ったのですか?お助けしましょう。」と英語で親切に声かけてくれた。「わあ、お父さん、すごい」という 言葉は聞かれなかったが、このお父さん、家族の大黒柱としての点数は、少しは上がったかも。

 グローボア城(Cateau de Gros Bois)に到着。一般公開は、日曜日の午後だけ。今日は日曜日。ラッキー。 ゲートを通って、中に入るが誰もいない。しばらくすると、若い学生アルバイトらしいお姉さんが中から出てきたので、 「開館しているか?」って聞いたら、「開館はしているよ。でも、私はお城の案内役だけど、誰もいないから、ちょっと、 そこら辺をぶらぶらしていてくれないか。人が集まったら、呼んであげるよ」とのんびりした対応。お城の中も、外も、庭も、立派だ。

 グランジュ森(foret de la grange)の中でも、道に迷う。今日は、よく迷う。しかたがないので、国道まで出て、 終点のサン・レジェ(Boissy-st-Leger)まで交通標識を頼りにして進んだ。日曜日の午後、誰もいない街角。 今度は、ゴーストタウンに迷い込んだ感じだ。幸いにも、一軒、カフェ(Restaurant L'Olivier)が開いていたので、そこに入る。例によって、ビールを注文。 一日、炎天下でのサイクリング、水筒はとっくに空になっていたので、ここのビールは耐えがたく美味しかった。