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日付:2010年5月13日
場所:フランス オーブ県
訪問地: Troyes, St-Parres-aux-Tertres, Villechetif, Bouranton, Mesnil-sellieres, Geraudot, Dosches, Lusigny-sur-Barse, Ruvigny

 1泊2日で、トア市の東にある「東湖地域国立公園」を自転車散策。


   午前7時10分の電車に乗るためにパリ東駅へ。駅は、祭日のためか人で溢れていた。電車の中では、夫婦と子供2人と一緒のボックスだった。 3才の女の子と4才の男子はとても、元気で、はっきり言ってうるさい。この夫婦とは世間話をした。話をするまで、 私は「Troyes」をトロイと発音していた。ところが、実際は、トアと発音するということを学んだ。 電車内の放送も、トアと発音していた。電車は1時間30分、ノンストップでトア駅に着いた。

 祭日とのことで、ガランーとしたトアの街を抜けて、一路、東へ。途中、セーヌ川を横切る。あれれ、セーヌ川がこんなに、 やせ細ってしまっている。

 メスニルの村までは、ゆったりした登り坂。さすがに、国立公園だ。気が遠くなるほどに開けた一本道を走る。 天気が今一良くないのが、残念だが、この風景を見たとったん、「来て良かった」と思った。しかし、この解放感はすごい。

 緩やかな坂を登りきるとメスニルに村に着く。村民みんがが畑仕事中なのだろうか、大通りはガラーンとしていた。すると、突然、一人の自転車に乗った 女の子が、脇からでてきて、「こんにちは」と声をかけてきた。よくできた子だ。メスニルの村は、人口100人程度の村なのだが、 村の中心部に観光案内版がある。そこには、「この小さな村に足を停めていただきありがとう。この村は・・・」と書かれていた。なんとも微笑ましい。

 ジェロド(Geraudot)の村には、一軒だけだがバーがある。そこに入る。ほんとうは、昼飯を食べたかったのだが、 食べるものは何もなかった。それではと、昼飯変わりにビールを飲む。すきっ腹に向かって、ギューッと喉を通って行く ビールの飲み心地が最高。これはかなり効いた。ということで、道を間違えてて「東湖」に辿りつくのに苦労。

 夕方4時を過ぎる。今晩の宿に向かって一直線。こちらに来て、初めて知ったが、トア市を東湖を結ぶサイクリング 道路があった。このサイクリング道路を利用してトア市方面に向かう。途中、比較的大きな街(Lusigny-sur-Barse)を 通る。そこで食料品を売っている店を探すが祭日ということで閉店中。腹へった。ルビニー(Ruvigny)の村が今日の宿泊地。 チェックインして、夕食を食べられるかと宿のマダムに聞く。すると、「夕食のサービスはない」とのつれない返事。疲れがどっと出る。 祭日の夜、まわりの村を探しまわってもレストランは全部休みだろう。ということで、今日は、昼・夜抜きの一日だった。