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日付:2010年4月29日
場所:アイルランド キラルニー
訪問地:Dublin airport, Killarney

できごと:ゲール語の看板に英語の標記。ここはアイルランドだ。


 今回も、安々切符利用の貧乏旅。Ryanairは、パリ発と言ってもパリの北60Kmにある空港を専用利用。  正直、この空港まで行くのが辛い。ちなみにシャルルドゴール空港は、パリから北東に約20Kmだ。  飛行機は、飛び立つとすぐに、ドーバー海峡を通過。隣の席に座っていた高校生らしい女の子が、バックから子供用のお菓子をとりだし、 少し食べるかと聴いてきた。結局、お断りしたが、こういう場合、どうすれば良いのだろう。飛行機は英国をまたいで、1時間30分でダブリン空港に着いた。

 残念ながら、今回はレンタカーでの旅行だ。自転車は持ってこなかった。でも、この景色を見ていると、  車で走るにはもったいない景色だ。選択を悔やむ。

 午前11時にダブリン空港を出発し、途中、いろいろなところで道草を喰い、ホテルには夜8時に着いた。  ホテルは、恐らく季節外料金で30ユーロ(約3500円)。巨大なキングベッド付き+フルアイリッシュ朝食付き。  部屋も綺麗でお勧め(Rivemere-Harmony Inn)。ホテルの人は親切。当然のことだが、ここは英語。朝からのことだが  ひさし振りの英語で戸惑い気味。ダブリン空港でも、係のお姉さんは英語で話しかけてくるのに、自分の答えは、 しどろもどろ。気がついたら仏語で話をしている自分に気づく。これではいけないと英語に戻すが、しばらくするとまた仏語に。最後は、フランス語の「運転注意書」を渡された。 トホホ。

 北緯51度の街の日没は遅い。夕焼けの写真を撮りにホテルを出る。 雨に濡れた芝生に西日があたり、これがなんとも言えない不思議な光景を作りだしていた。 昔、ほんとうに昔、こういう風景を日本で見たことがある。雨上がりと夕焼けの日差しがぴったり合致しないと なかなかお目にかかれない光景だ。これを見られただけで、アイルランドまで来たかいがあった。