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日付:2010年1月10日
場所:フランス イベリーヌ県(78)
訪問地:Saint Remy les Chevreuse, Chevreuse, Chateau de la madeleine, Saint Remy les Chevreuse


 寒々しい、荒涼とした大地。でも、こんな日でも、サイクリングする人がいるんだ。




 サンレミ駅を降りると、数日前に降った雪が、一面に広がっていた。教会の前のパン屋さんに列を作って、今日の昼飯用のパンを買う。こんな寒いときでも、店の外まで列ができるパン屋さんもすごいなあ。

 イヴェット川の運河にかかる「小さな橋」の群れ、もともと、この川の水を使って、ヒツジ革のなめしを作ったとか。  誰もいない散歩道を歩く。いいなあこの感じ。でも、ちょっと間違うと川に「ドボン」だから注意。

 シュブルーズの街を見下ろす丘に立つ「マデレーヌ城」といっても、これは砦だなあ。残念ながら、お城の見学は、午後2時からとのこと。 寒い中を、2時間も待っているのは、どうにも耐えがたので、ここはスキップ。隙間からなかを、そ〜とのぞきました。

 「マデレーヌ城」の北は、一面の雪景色。まあ、シベリアとは言わないが、凍死してしまいそうな雰囲気。でも、この雪景色の 中に向かってペダルをこぐ一人の老人サイクリストに出くわす。ちょっと挨拶すると、この老人サイクリストは、真っ赤な顔をして、 雪にタイヤを取られつつも、雪景色の中に消えていった。元気だなあ。見習わないといけない。

 私はと言えば、シュブルーズの街まで降りてきて、ビールだ。寒い中を長い間歩いたので、あったかいコーヒーでもよかったが、やっぱり、 ビールだなあ。これがこたえられないのである。今日は、ちょっと早いが、もう帰ろう。