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日付:2014年7月21日(月・祝日)
  

訪問地: 東京都奥多摩町 鷹ノ巣山(1737m)

昨夜は、雷とともに猛烈な降雨だった。梅雨明けも近い、もうすぐ本格的な夏が始 まる。午前5時のプラットホームの雰囲気は夏至の頃を思うと、少し、暗っぽくなっ てきただろうか。昨夜の水たまりが残るプラットホームで、電車を待つ。

 奥多摩駅から石尾尾根を通って、六つ石山経由で鷹ノ巣山に登るのは、時間がかか る。過去の経験からすると、奥多摩駅から鷹ノ巣山頂上まで4時間はかかっている。

 山登りの日の朝食は、電車の中で午前5時半頃に食べる。パンと野菜ジュースとバ ナナ一本程度の軽いものだ。そのためか、午前10時を過ぎるとガス欠が生じる。空腹 に襲われるわけであるが、現代社会は、意識しないと空腹を感じる生活ができないわ けで、これもたまには良いだろうと空腹に快感を感じて登り続ける。

 午前11時半、鷹ノ巣山の頂上に着いた。霧のため、視界は最悪だ。正直、こんなの 初めての経験である。お腹はペコペコだ。頂上近くの平な所に腰を下ろし、何回か深 呼吸をして、持ってくた食料を食べ始める。何と美味しいことか、缶酎ハイも最高に うまい。至福の時間だ。これを思うと景色など見えなくても何ともない。

 結局、昼食に50分程の時間を費やした。ゆっくりと味わって食べた。  午前12時20分、鷹ノ巣山から東日原方面に降りる。延々と続く稲村尾根だ。この尾 根の急傾斜と単調さは、飽きが来るほどだ。

 午後2時に、東日原バス停についた。バスは午後2時50分まで、ないという。であれ ばと思い、東日原から川乗バス停まで歩いた。

 蒸し暑い一日、汗でびっしょりの山行だった。家に着いたのは午後5時半。シャ ワーを浴びて、ソファーで寝っころがる。心地良い疲れだ。充実した一日だった。