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日付:2014年5月4日(日)
場所:東京都奥多摩 獅子口小屋跡、川乗山(標高1363m)   

訪問地: JR川井駅(午前7時10分)、大丹波林道、奥茶屋、獅子口小屋跡(午前10時)、川乗山(標高1363m、午前10時52分)、 午後出発(正午)、踊平、川乗林道、川乗橋(午後2時20分)

   GWの後半4連休の二日目だ。明日から天候が優れないという。であれば、今日 を逃すことはないと、山に向かって出発。

 

 降り立った駅は、JR奥多摩線の川井駅。初めて降りる駅だ。ここから、林道を2時間以上かけて歩くつもり で出発。


 途中の日向の集落。GWを当て込んだ川沿いのキャンプ場に大勢の客。午前8時というのに、駐車場が一杯だ。 これ幸いの儲け時と、村あげての交通整理。一年に一度のお祭りだ。


 大丹波川のヘリポートステーションを過ぎると林道は未舗装になる。その後、しばらく歩くと山道に入る。 沢の中は、新緑でむせ返るようだ。これはすごい。


 さらに進むと橋が朽ち落ちている。これはかなり危なそうだ。今冬の積雪が影響したのだろうか。標高900mの獅子口小屋跡辺りには、なんと、ワサビ田が沢に沿って作られていた。綺麗に石組みされた 田んぼだ。まあ、こんな山奥によくも作ったものだと関心だ。

 獅子口小屋跡辺から踊り場に進もうとすると、通行禁止の看板を見つける。現在は、通行不能のようだ。先ほどの 朽ちた橋を思い出すと、本日のコース変更を決断する。このまま、川乗山方面にあがることにする。  


 横ヶ谷平は、すごい日差しだ。日陰が恋しいほどだ。ピンクの綺麗な花びらをつけた木が、なんともいえない雰囲気 をかもし出している。


   何回も訪問している山頂上だ。実は、この時期の著名な山頂は、人が一杯だ。 なぜか、皆が皆、頂上に到達した開放感からか、大きな声を出してしゃべりだす。 静けさを自然に求める私は、これには閉口なのだ。写真を数枚撮って、ほんの5分で下山を始める。


川乗山の隣に座する曲ヶ谷北峰のアセビの木陰で昼食だ。ここは誰も知らないのか非常に静かだ。ここで1時間を過ごす。 アルコールも少し。


 下山は、踊平から川乗林道をひたすら歩いて降りた。9kmを1時間半程度で歩いてしまった。 途中、沢沿いに残雪が残る。そこを通り過ぎると、冷たい風が降りてくる。あと何日、この雪は残っているのだろう。


 林道から眺める千尋の滝だ。こうやって距離を置いて観るのも味がある。