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日付:2014年1月12日(日)
場所:東京都奥多摩   

訪問地: JR古里駅(午前7時10分)、JR鳩ノ巣駅(古里から徒歩)、舟井戸、川乗山(1363m)、大ダウ、コブタカ山本仁田山(1225m)JR奥多摩駅

   

日ということで3連休だ。この休み、山登りか迷ったが、結局、山登りにする。 目指すは、奥多摩の川乗山だ。
 

 午前5時11分の電車に乗るために、家を午前4時45分に出発した。寒い。 寒い中を出ていく、この瞬間が辛いのである。
 町は、まだまだ夜だ。ただ、駅には、どこにいくのか、チラホラと川崎駅方面に向かう人がプラットホームに 並ぶ。


 JR古里駅で、足払いを喰らう。
 なんど、今日、予定していた川乗山へのルートが倒木のために通行不能との張り紙。なんだ、 通行不能といっても、なんとか通行できるだろうと見込んで、古里駅を出て登山道に入る。
 なんと登山口がロープで閉鎖されていた。


 予定を急遽、変更する。どうも気持ちとしては、川乗山に行きたい。川乗山に行くには、 一番近いのは、JR鳩ノ巣駅からだろうか。
 ということで、鳩ノ巣駅まで電車で移動するのは、気が乗らないので、準備運動がてら歩くことにする。
 まだ、日は昇ってこない。外気温は摂氏1度だ。


 JR古里駅からJR鳩ノ巣駅までは、歩いて30分だった。さあ、気を取り直して登り始める。


 数人のハイカーを追い抜いて、どんどんと登っていく。日も、高くなってきた。幸い、登山道には 雪はないようだ。

 ちょっと休憩。目を閉じて、耳を澄ましてみる。時折、ほんのまれに、鳥の鳴き声がする。そして、遠くから 滝の音がかすかに聞こえてくる。静穏の世界だ。東京に、こういう世界があると思うと驚く。


 高度が1000m近くになると、道沿いに残雪が現れる。そろそろ、アイゼンをつける頃かなと自覚する。たまたま 後ろから来た人と話をする。これから上はアイゼンがいるようだ。装着を済ます。


 大好きな舟井戸の辺りに到着する。ここは、北斜面のせいか、あたり一面、雪だらけだ。10cmは積もって いるだろうか。

 思うに、冬の快晴日の登山は、とても気持ちが良い。虫がいないし、なんといっても、気持ちが良い。


 午前11時前に頂上に到着。無風で、おまけに空に雲ひとつない。遠く、富士山が美しい。頂上には、5〜6 人程度の人々がくつろいでいた。なざか、ほとんどの人が、ストーブでインスタント系の昼食を準備している。

 みなさんの昼食を見てみよう。定番のカップヌードル、餅入りのうどん(これ食べているのは、なぜか若い女性)、カレーライスなどだ。
 私は、デニッシュパンに500ccの梅酒、それにキュウイと赤のパプリカ、缶詰の「焼さんま、大根おろし、ゆず風味:キョクヨー」 が今日の昼食だ。


 元気があったので、今日は、コブタカ山と本仁田山に寄っていくことにする。本仁田山は、初登頂だ。コブタカ 山の登りあたりから、また、雪が現れた。アイゼンの出番だ。


 午後1時30分に、本仁田山の頂上に着いた。雪は、まだまだ残る。すばらい見晴らしだ。 天気予報では、午後から曇ると言っていたが、何のことはない、天気予報が間違いだったようだ。 ただ、頂上部分は、木のおかげで陰になる。そうそうに下る。  


 本仁田山から奥多摩までの登山道のくだりは、すごい傾斜だった。滑らないように ゆっくりと歩くが、残念ながら足を滑らす。その際に、右足の付け根を石にぶつける。 結構な痛さだが、異常な痛さではないので、よかった。気おつけないといけないな。今年2回めの転倒だ。

 午後3時半には、JR奥多摩駅に着いた。いつもの店(スパー小川)にビールを探しに行くが、なんと1月12日 は、臨時休業との張り紙。これで、力が抜ける。
 気を持ち直して、ちょっと離れたコンビニまで、足を運ぶ。電車にのったら、いつものパターンだ。