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日付:2013年11月9日
場所:東京都奥多摩   

訪問地:JR御岳駅、御岳山、大岳山、鍋割山、御岳山奥の院、御岳神社、JR御岳駅

 この週末は、日曜日は荒天になるとの天気予報。それではと、土曜日に山行を強行。 大岳山の頂上はガス。とても寒い一日だ。


南部線の終点の立川駅で乗り換え。まだまだひっそりとした駅のコンコースだ。    


 立川駅で30分ほど待つ。出発は6時39分の奥多摩行き。あたりはもう明るくなっている。 奥多摩行きの電車は、立川駅で、立ち席がでるほどの混みようだ。ほとんどがハイカーなり。


午前7時半にJR御岳駅に到着。多摩川沿いの木々は、紅葉の真っ盛りだ。


 3kmほど歩いてケーブルカーの出発駅に到着。JR御岳駅から登山口まで歩く人は私ひとりだった。 なぜ、せっかく山まで来たのに歩かないのであろう。


登山口から御岳神社まで急な登山道を登る。救いは、道路が舗装されていることぐらいだ。 時々、ケーブルカーのメンテナンス関係の車が通る。この登山道を登る人の数も少ない。
みんな、なぜか歩かずに、ケーブルカーであがっていく。


   9時に御岳神社に到着。ケーブルカーの終点駅から流れてくる人で、いっぱいだ。秋の一日、  紅葉を期待しての人々たちだ。


 整備された登山道を歩く。ずいぶんとしっかり、整備されている。  天気が今ひとつなのが残念だが、まあこんなもんか。


 頂上に近づくと、岩が多くなる。山荘を越えると、岩山を登る感じとなる。それとともに、 ガスが出てきた。視界がとても悪くなり、何も見えない。とても残念だ。


 大岳山の頂上に着いたのは正午前。50人〜60人の登山客でごった返している。 視界は、まったくなし。観光ブックによれば富士山の眺めが最高とのことだが、何も見えない。 いつか、再度、挑戦しよう。


 頂上はとても冷える。そうそうに食事して、頂上を去る。せっかくだからと、 下山途中の道沿いで、鍋割山によっていくことにする。

鍋山の頂上には、1組の家族が敷き布を地面に敷いて、食事を取っていた。ずいぶんと殺風景な風景だ。 そして、とても静かだ。


 御岳山の奥の院を通過。ちいさな祠がひとつ。さみしく待っていてくれた。


 登山道の両脇に年代物の杉が植えてある。御岳山周辺の歴史の深さに感銘。過去から今まで、 いったい何人の人がここを通過したのだろう。そして、私もここを通過した一人となる。 この時代のこの時期に。


 帰りもケーブルカーもバスも使わず、しっかり歩いてJR御岳駅に帰ってきた。 時間は午後3時。

 駅近くのコンビニでビールとラーメン。ゆったりと心地よい疲れに浸る。この瞬間が最高だ。


午後3時半の電車までに時間があり、駅前のお店で、サトイモを200円で買う。 安くもなく高くもないが、まあ、お土産として。


 帰りの御岳駅は、すごい人だ。どこから、これだけの人が湧いて出てきたのだろう と思うほどだ。