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年月日:2003年9月8日(日)
走行ルート:<山梨県秋山村>
自宅〜JR小机〜JR上野原〜鶴島〜秋山川上る〜無生野(秋山村)〜秋山川下る〜吉原(藤野町)〜JR藤野駅〜JR小机〜自宅
天気:曇りのち小雨
開始:7:30
終了:13:30
走行距離:約40Km
コメント: 午前4時半に起きる。駐車場に停めてある車のトランクから愛用のロードを出す。久しぶりに使うことから、タイヤの空気が抜けている。1ヶ月程、夏眠していたからなあ。


今にも雨粒が落ちてきそうな空
山梨県相模湖

 喉に違和感があり、先週、医者に診てもらった。「タバコは吸うか?」「吸わない」「職場の環境は?」「良いと思う」との問診に続いて、カメラとエコーで調べてもらった。「異常なし」と若い先生は自信を持って大きな声で言う。でも、調子がおかしいのである。大きな病院に行った方がいいのかなあ。

 JR上野原は、八王子から山梨方面に30分。天気のせいか、薄暗い駅前は、なんとなく寂しい。天気予報では、雨は降らないとの予想。まあ、暑くてどうにもならない天気と比べたら、いいほうかも。雨が本格的に降り出したら、そそくさと引返してこよう。

暇そうな消防のおっさん達
山梨県秋山村

 走り始めてしばらくすると、細かい霧雨が降りだした。これが、意外に気持ちが良いのである。苦しい登りを終えて、下り道に入ると、とたんにスピードがあがる。体に水でスプレーを吹きかけられたように涼しさを感じる。スピードが更に増すと寒さを感じるほどである。秋を感じるなあ。

 秋川村は、村をあげて防災訓練である。道路のいたるところに、ビシっと消防服できめた若者が集まってなにやにやらと話あっている。特段、取り入ってやることがないようで、暇そうにタバコをプカプカ吹かしながら時間を潰している。午後9時半に、待望の「大地震発生」のアナウンスが村内に流れた。あの若者たちは、ちゃんと自分の仕事やったのだろうか。

迫力ある木の橋
山梨県藤野町

 秋川村と藤野町の境に、木製の橋が架かっている。重量2トンまで大丈夫な、立派な橋で、その作りの精巧さには驚いた。セメントや鉄骨が持っていない柔らかさを感じる見事な橋だ。橋の下には、鬱蒼とした渓谷が広がる。

 川面まで、20メートルはあるかなあ。下に誰もいないのを確認して、橋の上から小便をする。変な趣味があるのである。

ビールで一杯
秋山村の秋山温泉

 秋山村には村営の温泉がある。もちろん誰でも入れる。タオルが付いて2時間700円は安い。しかも、風呂も休憩場も清潔で立派である。ただし、ちょっと、湯温がぬるいのがいけない。温泉の駐車上は、山梨ナンバーのみならず、八王子や東京方面のから来たと思われる車で一杯である。

 ちょうどお昼時で、ここで休憩させてもらった。ビールを飲んでゆっくりと昼寝。疲れた体に温泉、そして冷えたビール。最高である。これはなにものにも変え難い。早朝から、遠路はるばるサイクリングに来た甲斐を感じる。