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年月日:2003年6月8日(日)
走行ルート:<東京都檜原村>
自宅〜JR小机〜JR奥多摩駅〜奥多摩周遊道路〜数馬〜JR五日市駅〜JR小机〜自宅
天気:晴れ
開始:7:30
終了:14:20
走行距離:約60Km
コメント: 起床は午前4時。天気は上々。体調は最高。今日は、奥多摩を走るぞ。


奥多摩湖近くの「むかし道」

 本格的な走りは久し振りだ。身辺にいろいろな出来事が重なり、孤独を楽しめる一人だけの日曜日がなかった。こうして、マーガレットの咲き乱れる田舎道に座って、暖かいコーヒーを飲む。

 気分いいねえ。このままず〜と、こうしていたい感じだ。天気は最高、体にまとわりつく変な虫も、まだまだ少ない。JR奥多摩駅からダムまでの「むかし道」。この道、結構、魅力的だ。

こんな高い峠は久し振り
標高1145Mの風張峠

 多摩周遊道路がこんな道とは知らなかった。バイクの多さには閉口だ。制限速度は、だいたいが30Kmなのに、やつらは100Km近い速度で、ぶっ飛ばしていく。まるで、無法地帯だ。若者よ、事故だけは起こさないように注意して走ってくれよな。腸に響くような爆音を轟かせて、ワシをどんどん追い抜いていく。

 彼らが走り去った後は、不思議な静けさ残る。小鳥が森の中で短く鳴くのが聞こえる。そしてまた、グワ〜ンという爆音が始まる。2時間ほどかけて、やっとのことで標高1146メートルの風張峠に到着だ。千メートル級の峠なんて、ほんとうに何十年ぶりだろう。風が気持ちよい。

おきまりの温泉コース

 最近は、正午を過ぎると温泉が恋しくなる。峠を征服し、露天風呂に浸り、そして湯上りのビール。これが、たまらないのだ。麻薬のごとく、この快感が身に染み付いてしまって抜け出せない。と言うか、ブッチャけた話が、このために水分控えて峠登りの苦行をしているのだ。

 ということで、今日は、檜原村の温泉センターにお世話になった。ここの湯船は、派手さはないが、従業員が家庭的でよい。温泉あがりで火照った体で「イカげそ」をかじりつつビールを飲んだら、ガクッと疲れがでた。少し、転寝をしよう。

これがあるからやめられない

 温泉センターから、JRの五日市駅までは20Km近くある。幸いに川下方面に走ることから、下りが多い。これは楽だ。ゆっくりと、緑にむせ返るような森、昔ながらの古い家並みの景色を楽しみながら、ゆっくりと走る。途中、すごいものを目撃する。午後2時頃、檜原街道下り、秋川渓谷辺りのカーブのきつい道路で、ロードのサイクリストが、バイクと何かあったらしく道でぶっ倒れていた。

 彼は救急車の隣で救急員から手当てを受けていた。まわりをとり囲む心配そうなサイクリストやバイク乗り。何十分か前に、おじさんを追い抜いて行った元気のいい若者集団の一人だろうか。何事もなかったことを祈る。このHP見たら連絡ください。おじさん心配しています。