home

年月日:2002年10月27日(日)
走行ルート:<東京都檜原村>
自宅〜JR小机から輪行〜JR奥多摩駅〜鋸山林道〜鋸山山頂〜檜原村〜JR武蔵五日市〜輪行でJR小机〜自宅
天気:晴
開始:7:50
終了:13:30
走行距離:約40Km
コメント: 急に寒くなった。防寒着に防寒手袋で、午前4時に出発だ。外は、まだまだ闇の世界。雨は、ほんの数時間前まで降っていたようで路面は濡れている。真っ暗な空を灰 色の雲が流れていくのがわかる。藤沢から平塚方面を走るつもりであったが、天気予 報は快晴。この機会を逃すことはないと真っ盛りの紅葉を期待して奥多摩へ向かう。


朝日に輝く林道
鋸山林道

 自宅からJRの奥多摩駅までの移動に3時間はかかる。遠いのだ。JR小机駅を出て、八王子を過ぎる頃に、やっと景色が見える明るさになる。奥多摩駅に着いた時には、予想どおりに空は思いっきり晴れ上がっていた。奥多摩町から檜原村に抜ける鋸山林道を登り始める。結構な急坂で、朝一番と言うのに歩き押しだ。雨上がりの林道。パソコンのモニターとニラメッコばかりしている目にとっては、雨あがりの陽射しは眩しい。

鋸山山頂近く

 鋸山林道の最高点は990mと林道入口の看板に記載されていた。1048mの鋸山頂上までは、そこから15分程歩くことになる。朝一番の頑張りで数百m登ったわけで膝がもう笑っている。なんとか頂上に辿り着く。

 そこには20名ほどの高校生の一群がいた。大きな鍋を背負ったリーダらしき青年と話をする。しっかりした高校生で、礼儀正しく、その応対ぶりは大人顔負けだ。これなら日本の将来も安泰だ。よし よし。

人間と衝突、そして楽車

 鋸山から下る林道でハイカーと衝突・落車だ。今年は、あたり年で、つい最近、落車したばかりだ。今回は相手が人間である。ちょっと間違えれば警察沙汰だ。そのハイカーは、まさか後ろから自転車が走ってくるものとは知らず、林道の真中をゆっくり歩いていた。当方は、このハイカーが右に避けるか左に避けるか判断しないまま、その男に後ろから近づいてしまった。

 スピードを緩めて左側を通ろうとすると、そのハイカーは、振り向きざまに左に寄った。そして衝突だ。一瞬であるが、ハンドルを切って落者するよりも、相手には悪いが、ぶつかった方がよい思った。相手の体に自分の肩が強くぶつかり、そのまま落車。幸いにも、相手にケガはなく、当方が、右と左の肘、左の膝を軽く地面にぶつけるだけですんだ。事故は怖い。

なんだこの山の絵は?

 鋸山林道の檜原村側は「神戸岩」で終わる。ここは檜原村の観光名所らしくバンガローやキャンプ施設が多くある。その駐車場に看板があり、そこに描かれている絵が面白いのである。実物とぜんぜん違うのだ。また、バンガローの管理棟前の看板にも「神戸岩」の絵が描かれており、これもまったく実物と違うのである。観光地の中には、そこの目玉の写真を、いたるところに張り出しているところがあるが、あのやり方は興ざめだ。ここのバンガローの絵は、なんとなくユーモアがあり、おもしろい。