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年月日:2002年8月21日(水)
走行ルート:<神奈川県横須賀市>
自宅〜横浜駅から輪行〜京急浦賀〜九里浜〜三浦海岸〜京急三浦海岸駅から輪行〜横浜駅〜自宅
天気:うす曇
開始:10:00
終了:14:00
走行距離:約20Km
コメント:普段のサイクリングは、一番電車で出掛けて昼過ぎには早上がりするのが行動パターンだが、今日は、のんびりと出掛けて楽々ポタリングをすることとした。場所は、三浦半島で、昨年の走りで通過した漁村を訪れる計画だ。


朝の出勤ご苦労様。がんばれサラリーマン。
京急横浜駅

 多忙故に今年の旧盆は会社を休めなかった。無理してお盆に仕事をしたのは何年振りだろうか。休む時は、強引に休む性格が幸いして、今まではうまくやってきた。ところが、今年の夏は、どうしようもなかった。そのような背景から、今日の水曜日は、会社をズル休み。

 朝寝坊して、家族団欒での朝食後の出発だから、輪行での移動は、通勤時間帯とまともに衝突だ。憂鬱そうな、どこか緊張した顔つきで出勤する人たちを後目に、ガラガラの京急線の各駅電車で三崎口方面に向かう。三浦半島の漁村を、ゆっくりとポタリングする計画だ。

ディレイラーが見事に壊れる

 京急浦賀駅に到着したのは11時前だった。輪行袋から自転車を取り出して組み立てを始めたところ、ディレイラーが壊れていた。ばらばらになったディレイラーの姿を見たとたんに、20年来の相棒もついに終わりの時が来たかと思った。

 しばらく呆然としていたが、落ち着いて壊れた部品を組み立てていくとナットが一つ足りないだけだとわかった。ナットを1つDIYの店で買えば、なんとか走れそうな感じだ。しかし、DIYの店がそう簡単に見つかるわけでもない。応急処置として、だらりと下がったチェーンを紐でしばり、自転車を押して海岸までトボトボと歩いて行くこととした。見た目は、なんとも情けない姿だ。

救いのDIY店
京急浦賀駅近く

 ところが、50メートルも行くと金物屋を見つける。結構、店構いは大きそうな様相からして、もしかしたら、ナットの一つや二つを売っているかもしらないとダメもとで、店の親父に尋ねる。ナットは売っているが、こちらが、「何ミリのが欲しいか」と尋ねられる。わからないが、「これに合うのがあればよい」とネジを見せる。

 幸運なことに、5ミリのナットが、ネジにぴったりと合った。JIS規格か何かは知らないが、規格とはありがたいものだ。

秋の気配の海岸
横須賀市灯明崎海岸

 灯明崎海岸は、数人の子供が海岸で遊んでいるだけで静かな海岸だった。8月だというのに、気温が上らい。その涼しさが幸いして海水浴客はまばらだ。ゆっくりとコーヒーを飲んでいると、地元のおじさんらしき人が話しかけてきた。数日前に台風が関東圏を訪れたことから、ゴミを千葉側に運んだ。それで、水がとてもきれいだという。気づかなかったが、そのとおりだ。

 浦賀水道の向う側の房総半島の山々が、とても近くに見える。みたところ大概の場所は、サイクリングしたところだ。浦賀から久里浜へ、セミが鳴き叫ぶ森を右手に道をポタリングで楽しんだ。