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年月日:2001年8月5日(日)
走行ルート:<神奈川県:横須賀市>
(輪行)〜久里浜〜三浦海岸〜三崎口〜三戸〜三崎口〜(輪行)
天気:曇
開始:7:00
終了:12:00
走行距離:約25Km
コメント: 娘がバレーを習っていて、今日がその発表会だ。午後5時には、一応、正装して宮前区の文化会館に行かなければならない。それに女房が、自転車がパンクしたから、今日中に直して欲しいという。いろいろ逆算すると、午後2時頃までに家に帰ってくれば、なんとかなると考えて出発だ。今日は、三浦半島の久里浜よりも南を走る。

 しかし、女房のママチャリは、よくパンクする。1年に一回は修理をさせられている。まあ、そのおかげで、パンク修理技術だけは忘れらずにいられるが。


厚い雲に覆われた三浦海岸

 朝から、空を、鉛色の雲が覆っている。もしかしたら降られるのかなと思って京急の久里浜駅を出発する。長い、三浦海岸沿いを走る。釣り客がパラパラと朝早くから頑張っている。

 あまりの景色の単調さと車の多さにつまらなさを感じて、民家の多い旧道を走る。新しい家ばかりで、これぞという面白いものが道沿いにない。何の楽しみもないランで、今日の一日は始まった。

三崎海食台地から宮田台地を眺める

 海岸を離れ、三崎口方面に進路を取ると坂が始まる。これが、本で読んだ三崎海食台地なのかと実感しながら登る。私のサイクリングの楽しみの一つは、地質が創り出す様々な地形を、ペダルで実感することだ。まさに、今がそれである。

 三崎海食台地に座り、北側を眺める。手前に宮田台地、その向こうに三浦丘陵が見える。しばし、道端に座り、三浦半島の成り立ちを考えた。

三戸の光照寺前にて

 京急三崎口駅に早くついてしまったので、西にある「三戸」の集落を訪ねた。海岸沿いに栄えた小さな集落だ。海岸は、海水浴客で賑やかでが、一歩、村の中に入ると細道がくねくね伸びる。静かな村だ。

 光照寺という古そうなお寺を見つけて、周りを散策する。境内には、樹齢500年のみごとなスダシイが2本。また、寺の前には、江戸時代に作られた道祖神(?)が、ずらりと並んでいた。200年間、よくもまあ、大事に守ってきたものだ。偉い。

輪行で早帰り(12時)

 11時半には昼食(ねぎラーメン)を食べて帰り支度をする。短い時間であった。が、寸暇を惜しんでも来た甲斐があったと感じた。

 開発がどんどん半島の先に伸びているようだが、まだまだ、風情のある村が、三浦半島にもあるものだなと思いつつ、帰りの電車に乗った。昨夜遅く寝て、今朝、早く起きたせいか、クーラの良く効いた車内でぐっすりと寝た。