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年月日:2001年7月20日(金)
走行ルート:<千葉県:富津市>久里浜〜(東京湾フェリー)〜金谷〜富津市白狐〜富津市相川〜富津市竹岡〜金谷〜(フェリー)〜久里浜
天気:快晴
開始:7:10
終了:13:10
走行距離:約40Km
コメント: 朝4時に起床。外はまだ薄暗い。念願の房総を初めて攻めることにする。久里浜から東京湾フェリーだ。街乗りは飽きた。特に、夏がいけない。蒸し暑いビル街を走っていても、なんの爽快感もない。
 と言う事で、しばらくは田舎道を走ることにしよう。身近な場所は房総だ。


東京湾フェリーで移動
(久里浜->金谷)

 久里浜に路上駐車する場所を探さなければならず、出航の2時間半に家をでた。結局、フェリー乗り場から5Kmぐらいのところに絶好の駐車場を見つける。

 フェリーでの移動時間は30分。船上で景色を眺めていると、葉山から房総へ行くという30歳くらいのサイクリストが話かけてきた。房総に実家があるという。別れ際、「海岸沿いの国道を走る際には注意した方がよい」というアドバイスをいただいた。ありがとう。その通り、国道沿いの歩道の狭さには驚いた。

朽ちゆく神社
(富津市白狐)

 神社やお寺を見るのが好きで、特に、田舎の名も無いような小さな神社を見ると、すぐに自転車を停めてしまう。

 が、今日の最初の神社は別格だ。どうも、地元の人々から放棄されてしまったようで、生い茂る草の中に鳥居と祠が立っている。つい最近まで、手入れしていたようで、祠は、まだまだしっかりしている。不思議なもので、草ボウボウで手入れのなされていない神社に興味を覚える。生まれて初めて、朽ちゆく神社を見た。この1〜2年が見頃か。

本格的な峠越え(富津市郷蔵)

 かなりハードな峠越えだった。最近は、ポタリングばかりをやっているせいか、久しぶりの骨ある峠には参った。結局、最後は、押して登た。カーブを何度曲がっても、登り坂が延々と続く、あの感覚を思い出した。

 暑さのせいか、後輪のチューブラーが登りの最中におかしくなる。リムセメントが劣化してしまったようで、タイヤとリムの間が離れてしまったようだ。もう、だいぶ消耗しているからそろそろ交換だ。

気持ちの良い風が吹いていた
「津浜海水浴場」

 海岸沿いの国道を走っていると、ここあそこと海水浴場に出くわす。夏休みが始まったばかりで、子供や若い娘さんが、楽しそうに海水浴を行っている姿をいたるところで見る。「津浜海水浴場」では、カラフルな水着を着た女性が・・・。

 「三浦半島と房総半島はまったく違うよ」という前評判どおり、これが房総の魅力だなと思った。房総の海水浴場は、まだまだ、素朴で、昔ながらの雰囲気を残している。