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年月日:2001年7月1日(日)
走行ルート:<神奈川県:横浜市>称名寺(金沢区)〜野島公園〜京急金沢八景駅〜京急金沢文庫駅〜片浜〜称名寺
天気:晴
開始:8:40
終了:13:30
走行距離:約25Km
コメント: 真夏だ。雲一つなく晴れ渡った朝を迎えた。ただ、湿気が多いせいか、空はそんなに青くない。サイクリストにとって、暑い夏は辛い。でも辛ければ辛いほど、終わった後の爽快感が楽しみだ。

 帽子がない。少し、危ないかも知れないが、今日は、無しで出掛ける。帰りに、ダイクマで買おう。


水筒を忘れた。

 今日は、駐車場を見つけるのに苦労はしなかった。が、走り始めようとすると、ペットボトル(1.5L)を忘れたことに気づいた。玄関に置いてきたようだ。暑さのせいかな。

 ロードレーサに大型のペットボトルは似合わないが、阿武隈の山の経験から、水だけはたくさん持っていくようにしている。
 関係ないが、写真中央の青色をしたバックは、私が考案した地図入れだ。すぐに、見られるところが気に入っている。

称名寺の赤門にて

 今日の目的地は、ここ「称名寺」。近くに自動車を停めたことから、あっけなく着いてしまった。

 立派なわりに、あまり宣伝されていないようで、観光客が少ない。これは良い。ゆっくり、2時間かけて誰にも邪魔されずに、寺と「称名寺市民の森」を散策した。

市民の森の中、八角堂の前

 元々は、お寺の敷地だったのだろう。開発からのがれた鬱蒼と茂る森が、市民に開放されている。

 山道を歩いたが、不思議なくらい誰にも会わなかった。横浜市内で、深い森で、しかも観光客はいない。忘れ去られた別天地ではないか、ここは。頂上で、熱いお茶を飲みながら一服。木々の間に、夏の光あふれる八景島が見えた。

阿武隈を思い出させる山道

 称名寺の裏に山道がある。かっては、片側に水田があったのだろう。が、今は、葦がここぞとばかり生い茂っている。涼しい風は吹かないが、東北地方の山道を走っているのでは、という錯覚を覚えた。

 称名寺から、平潟湾を通って野島公園に向かう。途中、コンビニでカツどんと冷えたお茶を買う。天気が良いから、見晴らしの良い公園で、今日は食事だ。

展望台から八景島を望む

 野島公園は何もない公園だ。登り坂と展望台があるだけだ。展望台は、近代的な建築の建物で、頂上からは、360度、すばらしい景色が眺められる。

 暑い一日だった。帰りに、来週に備えて帽子を買う。家に帰り、シャワーを浴び、そしてクーラーの前に横たわった。一日の疲れが、どっと出て、知らず知らずの間に眠りに落ちた。