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日付:2013年12月23日(祭)
場所:静岡県伊東市   

訪問地:JR伊東駅、修善寺街道、冷川峠、上白岩遺跡、修善寺、 静岡県道80号熱海大仁線、山伏峠、JR網代駅

 青春18切符を買って静岡に遠征だ。体調は、きわめて良好だ。











 午前4時45分の川崎発で熱海行きの電車に乗る。そのために今朝は、午前4時に起きた。  昨夜の余韻を残す川崎駅コンコース。


 午前6時過ぎにJR熱海駅に着いた。夜は、まだまだ明けていない。  ここで、気づいたことがある。当初、伊豆急下田駅まで行く予定だった。  ところが、青春18切符では伊豆急線は走れない。
 ということで、急遽予定を変更してJR伊東駅で下車することにした。


 少し出発が早すぎた。JR伊東駅でコヒーで一杯飲もうと思ったが、駅の喫茶店は午前7時半まで 開店しないとの張り紙だ。待つのもあほらしい。まずは、伊東温泉の街をブラブラすることにする。 そしてしばらくして、9km西の冷川峠目指して出発する。


 幸いなことに修善寺街道を走る車はほとんどいなかった。祭日のせいだろう。 きつい登りに苦労するも、立ち漕ぎを繰り返して、やっとのこと、峠に着いた。 午前9時だ。どうだろう1時間程度を費やしただろうか。

峠の近で、歴史を語るような石仏や何かがないか周辺を探すも見つからず。見通しも あまりよくない峠だ。


 空はどんよりと曇っている。遠くに見える伊豆連山は、数日前に降った雪が残っている。 時より雲間から挿す日差しもどこか弱弱しい。寒い。冷える。  この季節、峠の下りは、寒くて辛い。

 道沿いにローソンのコンビにを見つける。入って、コヒーを飲む。体が温まる。気持ちがよい。 気持ちを取り戻して出発だ。


 道沿いに縄文時代の遺跡にばったり出会う。寄っていくとにする。これを見ると 今のアフリカに行けば、なんのことはない、このような住居が一杯ある。


 午前11時を過ぎる。妙に田んぼの畦がきれいに整えられている村をとおりすぎる。「定林寺」 というバス停が近くにある。ここで、昼食休憩を取ることにする。天気は少し良くなってきたかな。 風のない陽だまりは気持ちがよい。


 細道にはいる。鈴なりになった柿の木が多い。葉を落とし、みごとな冬の風景だ。 地面にひとつ、その柿が落ちていた。すこし齧ってみる。あまくおいしい。これはいける。


 県道80号をどんどん進む。しだいに家が少なくなり森が多くなる。目指すは山伏峠だ。 登りの漕ぎが苦しくなると立ち漕ぎ、これを繰り返す。頭の後ろからドクドクと鼓動が聞こえる。 汗をおもいっきりかく。でも、耐え切れずに、結局は押し歩きだ。


 山伏峠に到着する。結構、苦労した。風のないところを見つけて一休み。ここはハングブライダの 練習場になっているようだ。

 くだりの5kmも、とても辛かった。風で体が冷える。時々、下り道をとまって、体を温める。 その繰り返しだ。


 網代に着く。体が徹底的に冷えた。ラーメンが食べたいと思った途端に、目の前に ラーメン屋が現れた。衝動的に中に入る。コーン味噌ラーメンを注文する。 まさに生き返るとはこのことと実感する。この気持ちの良さは、苦しさがあってこそのものだ。


 JR網代駅前には、午後2時半には着いた。駅前で小玉のみかんを山盛り買う。これで250円は 安い。とても得した気分だ。二つほどすぐに食べてみる。これはうまい。 さすがに静岡だ。